一般社団法人日本美術著作権連合は、挿絵、漫画その他出版に直結する「出版美術」の著作権が正当に守られず、使用者側は多年慣行と称し、いわゆる買取り制として一回の報酬により原画とともに著作権も買取ったと同様に、使用勝手とするような弊風が改まらずにいるところから、その改善を目指して、昭和40年(1965年)9月、日本児童出版美術家連盟が美術関係6団体に呼びかけ結成された。以後、美術著作権に関する協力組織として活動を行ってきたが、平成28年(2016年)11月、一般社団法人となったのを機に美術著作権の啓蒙・擁護の活動を更に推進するとともに、著作権をめぐる種々の問題について、機会あるごとに美術家の立場から意見・提言を発信している。現在は、下記7団体で構成され、会員数は約9,000名に
構成団体
一般社団法人 日本美術家連盟
公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会
一般社団法人 日本児童出版美術家連盟
一般社団法人 東京イラストレーターズソサエティ
一般社団法人 日本図書設計家協会
一般社団法人 日本出版美術家連盟
一般社団法人 日本理科美術協会